好文亭
好文亭は、茨城県水戸市の偕楽園内にある歴史的な建物です。
水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公によって建てられた藩主の別邸で、家臣や領民を招いて詩歌の会や養老の会などを開いた場所として知られています。
建物は二層三階の「好文亭本体」と、その北側につながる平屋建ての「奥御殿」から構成されています。
「好文亭」という名前は、梅の異名である「好文木」に由来しています。建物の配置やデザインにも徳川斉昭公の工夫が取り入れられており、偕楽園を代表する歴史スポットのひとつです。
現在の建物は、1945年の空襲によって焼失した後、1955年から3年かけて復元されたものです。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スポット名 | 好文亭 |
| 所在地 | 茨城県水戸市常磐町1-3-3 偕楽園本園内 |
| 種類 | 歴史的建造物・文化施設 |
| エリア | 水戸市・偕楽園周辺 |
| 主なテーマ | 水戸徳川家・歴史・建築・梅 |
見どころ
好文亭本体
好文亭の中心となる建物で、二層三階の特徴的な造りになっています。
藩主だった徳川斉昭公が家臣や領民と交流するために利用した場所で、偕楽園が単なる庭園ではなく、人々が集まり楽しむ場所として造られたことを感じられます。
館内には当時の雰囲気を伝える部屋や建築意匠が残されており、歴史的な建物の中を実際に歩いて見学できます。
奥御殿
好文亭の北側につながる平屋建ての建物です。
複数の部屋から構成されており、部屋ごとに異なる意匠を見ることができます。
歴史的な建築だけでなく、襖絵などの装飾も好文亭の見どころです。
楽寿楼
好文亭の最上階にあたる場所で、偕楽園や周辺の景色を眺めることができます。
高い場所から庭園を見渡せるため、好文亭ならではの景色を楽しめるポイントです。
季節によって梅や緑、紅葉など違った風景を見ることができます。
梅の名所・偕楽園を眺める
好文亭は偕楽園の中にあるため、建物だけでなく庭園の景色も楽しめます。
偕楽園には約100品種、3,000本の梅が植えられており、特に2月から3月頃は梅の見頃を迎えます。
好文亭から眺める梅林は、偕楽園ならではの景色です。
徳川斉昭公のこだわりを感じられる建築
好文亭は、建設場所から建物の意匠に至るまで、徳川斉昭公自身が定めたと伝えられています。
豪華さを前面に出した建築というよりも、庭園の景色と調和した素朴で落ち着いた雰囲気が特徴です。
建物を見ながら、斉昭公がどのような場所を作ろうとしたのかを想像するのも楽しみ方のひとつです。
偕楽園とセットで楽しめる
好文亭は偕楽園本園の中にあるため、好文亭だけでなく偕楽園全体を一緒に楽しむことができます。
梅林や孟宗竹林、吐玉泉などを巡ったあとに好文亭を見学するのもおすすめです。
こんな人におすすめ
日本の歴史や江戸時代の文化が好きな人
歴史的な建物や古い建築を見るのが好きな人
梅の名所を訪れたい人
日本庭園や歴史的建造物を写真に撮りたい人
水戸徳川家や徳川斉昭公に興味がある人
偕楽園をゆっくり散策したい人
家族で歴史スポットを楽しみたい人
料金
好文亭の観覧料は以下のとおりです。
- 大人:230円
- 小・中学生:120円
- 満70歳以上:110円
- 20名以上の団体:大人170円、小・中学生90円、満70歳以上110円
※好文亭の観覧料とは別に、偕楽園本園の入園料が必要です。
偕楽園本園の入園料は、大人320円、小・中学生160円、満70歳以上160円です。
開館時間
好文亭の開館時間は季節によって異なります。
- 2月中旬~9月30日:9:00~17:00
- 10月1日~2月中旬:9:00~16:30
※催事などによって変更される場合があります。
休館日
好文亭の休館日は、
12月29日~12月31日
です。
偕楽園本園は基本的に年中無休ですが、好文亭は休館日が異なるため注意しましょう。
アクセス
電車・バスの場合
JR水戸駅北口から偕楽園方面行きのバスに乗車し、約20分です。
「歴史館偕楽園入口」または「好文亭表門入口」で下車すると、好文亭表門まで徒歩約5~8分です。
「偕楽園・常磐神社前」で下車した場合は、偕楽園東門まで徒歩約3分です。
車の場合
常磐自動車道「水戸IC」から約20分です。
北関東自動車道「水戸南IC」からも約20分です。
駐車場
偕楽園周辺には複数の駐車場があります。
好文亭を見学する場合は、偕楽園周辺の駐車場を利用してから園内を歩いて向かいます。
Googleマップ
好文亭
茨城県水戸市常磐町1-3-3 偕楽園本園内
周辺スポット
偕楽園
好文亭がある日本三名園のひとつです。
約100品種3,000本の梅をはじめ、桜やつつじ、萩など四季の花を楽しめます。
常磐神社
徳川光圀公と徳川斉昭公を祀る神社です。
偕楽園に隣接しているため、好文亭と一緒に参拝しやすいスポットです。
千波湖
水戸市中心部にある湖で、湖畔を歩きながら自然を楽しめます。
偕楽園からも近く、好文亭とあわせた水戸観光におすすめです。
弘道館
水戸藩の藩校として徳川斉昭公によって創設された歴史的な施設です。
偕楽園と弘道館は、水戸藩の「一張一弛」の考えに基づいて造られた場所として知られています。
公式情報
好文亭の開館時間、観覧料金、休館日、偕楽園へのアクセスなどを確認できます。